2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧
WSL2は長年メモリリークがありましたが、.wslconfigのautoMemoryReclaim1を設定することでキャッシュされたメモリを自動解放できます。ただ、autoMemoryReclaim=gradualにしているとDocker DesktopのResource Saver(リソースセーバー)と併用できないようでト…
以前、MAP-E方式のIPv4 over IPv6をUniFi Dream RouterやUniFi Dream Machineで利用する方法を紹介しましたが、いずれもホームゲートウェイ(HGW)と組み合わせる際にデュアルNATとなっていました。2024年7月リリースのファームウェアNetwork Appklication 8.3…
Amazon EFSといえば、ECS/EKS/EC2問わず複数マシンで単一ボリュームを参照できて非常に便利です。 EFS自身はAWS Backupでバックアップできるのですが、EFSの中身を直接見ることは出来ず不便なことも多いでしょう。 今回は、EFSの中身をS3にバックアップする…
以前の記事の通り、Datadogを使っていてAWSメトリクスを取得するには方法は2つあります。今回はしばらくAWS CloudWatch Metric Stream方式を運用した結果、それぞれの方法を改めて評価し直しました。合わせて公式ドキュメントにないコスト的な課題についても…
以前PowerShellの実行結果をクリップボードに入れる記事を書きました。clipはWSLから使えて大変便利ですが、Windows PowerShell(5.1)やPowerShell 7で日本語を含む文字列をクリップボードに出力したとき文字化けすることがあります。 今回は、質問をコメント…
前回はPulumiを使ってAWS IAM Access Identityを構成しました。 Terraformで同じことをやってみましょう。 どのような構成にするのか TerraformでAWS IAM Access Identityを構成する まとめ 参考 どのような構成にするのか 全体構成は前回と同様です。Terraf…
AWS IAM Identity CenterをTerraformで構成するときはaws-ia/terraform-aws-iam-identity-centerが便利です。 同様にPulumiでも構成してみましょうという回です。 どのような構成にするのか グループと権限セットはアカウントごとに分ける 管理アカウントで…
IAM Userを利用してC#からAWSのリソースにアクセスする場合、AccessKeyやAccessSecretKeyを直接利用して認証します。AWS IAM Identity Center(旧AWS SSO)でも同様にAccessKeyやAccessSecretKeyを取得して利用できますが、SSOログインした一時認証情報を取得…
前々からWindowsとWSL2 Ubuntuのどちらかで認証すればどちらでも使えるようにしていたのですが、ここ最近アップデートしたのでメモです。 AWS CLIの認証情報の保存場所 構成 Ansibleで構成と自動化 シンボリックリンクの対象で制御を分ける まとめ 参考 AWS …
以前、Visual Studioのデバッグ実行でpulumi previewを実行する方法を紹介しました。 今回はデバッグ実行中のPulumiにデバッガーをアタッチする方法を紹介します。これを使うとPulumi実行時にブレークポイントを仕込んで実行しつつ経過確認したり、変数の値…
Ansibleのプレイブックを実行していると、プレイブックを適用することなくおおむね動作するか確認したくなります。 Ansibleのcheckモードがそれですが、Ansibleのモジュールによってはcheckモードに対応していないものがあります。 今回はそのメモ。 checkモ…
Ubuntuへの.NET SDKのインストール方法はいろいろあります。ただ数年WSLにAnsibleでインストールしてきた結果、やり方が落ち着いたのでメモ。 Linuxへの.NET SDKインストール Ansibleで.NET SDKをインストール 実行してみる まとめ 参考 Linuxへの.NET SDKイ…
AnsibleでGoをインストールするのにansible.builtin.apt_repositoryを使ってppaをインストールしていたのですが、Ubuntu 24.04からはエラーが出るようになりました。 ということで対処メモ。 Ansible処理変更前 Ansible処理変更後 aptではなくバイナリインス…
GitHubでPRを作ったときにレビュアーを指定するのが面倒だったので、CODEOWNERでさくっと自動化しましょう。 CODEOWNERとは CODEOWNERの設定 Rulesetsでレビュアー必須と組み合わせる CODEOWNERには通知が来る チームをアサインすると全員に通知が来る Copil…
Cursorをインストールすると、cliでcodeを実行するとCursorが起動するようになります。 codeはVS Codeも同じコマンドなので、VS Codeを起動できなくなります。 ということで、CursorではなくVS Codeを起動するようにするには、環境変数のPATH順番を変えて対…
VS CodeでCopilot補完が効かない状況にであったのでメモ。 Coplilot補完 補完が効かない まとめ 参考 Coplilot補完 VS CodeでCopilotが有効だと、インラインで補完候補が表示されます。補完はかなり便利で、コードから文章まで幅広くサポートしてくれ、Tabキ…
個人開発環境で使っているVS Code拡張のメモです。 VS Code拡張を時々棚卸しているので、ちょくちょく入れ替わっています。 VS Codeで使っている拡張一覧をとる 利用している拡張 AI補助 同期 まとめ VS Codeで使っている拡張一覧をとる VS Code上でExtensio…
2025年になって、Windowsでツールをインストールする方法を少し変えてきているのでメモです。 WinGetとScoop WinGetでインストールしているツール Scoopでインストールしているツール まとめ 参考 WinGetとScoop WinGetが利用しやすくなってから、徐々にScoo…
GitHub Actionsで1Passwordのシークレットを利用するのがとても便利なので、その方法を紹介します。 GitHub Actionsのシークレット管理の難しさ 1PasswordのシークレットをGitHub Actionsで利用する 1password/load-secrets-actionを使えるようにする 1passw…
AWSの予算管理といえばAWS Budgetですが、予算作成方法にAuto-adjustingがあります。これを用いると、過去の利用実績やトレンドを考慮して予算を自動調整してくれます。 今回はそんなAuto-adjustingが便利という話です。 AWS Budgetの予算タイプ Fixed予算の…
C#のプロジェクト構成といえば、プロジェクトファイル(.csrpoj)とそれを束ねるソリューションファイル(.sln)が定番です。 現在プレビュー提供されているSLNX形式と呼ばれる新しいソリューションファイルが、.NET SDK 9.0.200から利用しやすくなりました。 い…
Visual StudioでC#コードを書いていて、未使用のプライベートメソッドがグレーアウトするのを無効化したい。という時のメモです。 どのような状況 グレーアウトしないように対処する 参考 どのような状況 たとえばコンソールアプリケーションを作って、以下…
2024/12/1にre:InventでEKS Auto Modeが発表されました。AWSとしては、EKS Auto Modeを今後EKSを構築する時のスタンダードにしていきたいんだろうなと感じます。ただ、Auto ModeはEKSアドオンやKarpenterをはじめ、組み込みコンポーネントが隠蔽されており違…
PulumiをVisual Studioで書いていてpreviewできるようにする方法を紹介します。 単純ですが、かなり便利なのでPulumi C#を使っている人におすすめです。 モチベーション launchSettings.jsonでプレビューを実行する まとめ モチベーション 普段私はPulumiをC…
Azure Deployment Environmentの最大の難点が、BicepやPulumi、Terraformで環境構築中にエラーが出たときに実行ログを確認できないことでした。今回ついにデプロイログという名で実行ログがとれるようになったのでメモです。 Azure Deployment Environmentの…
.NETは組み込みコンテナサポートを持っておりdotnet publishでコンテナイメージを作成できます。このようなDockerfileなしのコンテナ作成はJibやBuildpacksを思い起こしますが、dotnet publishという標準コマンドで提供しているのが大きな違いです。 Dockerf…
C#をLinuxやコンテナで動かせるようになって久しくC#をコンテナで実行している人も多いでしょう。 C#はlinuxのamd64(x86_64)とarm64の両方に対応しているので、ライブラリや実装コードに気を払えば「同一コードベースでマルチプラットフォーム動作」が可能で…
Pulumiでマルチプラットフォーム対応のDocker Imageを作成する時はdocker-buildパッケージを使うのがオススメです。ただ注意点として、1年余りプレビュー状態が続いており、これまでのdockerパッケージから見ると挙動の違いに注意が必要です。 今回はPulumi…
ここ2年ほどデスクマットをいろいろ試しています。最近ロジクールMP20MGに変えたのでレビューです。 MP20MG よいところと気になるところ 反省 まとめ 参考 MP20MG ロジクールはゲーミングマウスパッドをいろいろ出しているのですが、ロジクール デスクマット…
GitHub Actionsの良いところといえば、GitHub Actions Marketplaceにあるアクションを利用できることです。また、ワークフローもGitHubを参照して再利用できます。 では、YAMLで定義したリモートアクションやワークフローはいつ、どこにダウンロードされてい…