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Technical updates

Visual Studio 2026のオプション設定

Visual Studio 2026はオプション設定が刷新されて、VS Codeのようにシームレスに設定できます。

Visual Studio 2022のオプション設定画面 Visual Studio 2026のオプション設定画面
Visual Studio 2022のオプション設定 Visual Studio 2026のオプション設定

今回は、私がいつも設定しているオプション設定の一覧を紹介します。

設定のリセット

Visual Studioはメジャーリリースごとに設定の変化が大きいため、そのたびにデフォルトへリセットしています。 この記事もデフォルトにリセットした上で、変更箇所だけピックアップします。

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Visual Studio 2026から、変更箇所の左にマークがつくようになってわかりやすくなりました。地味ですが、めちゃめちゃいい改善です。本当によい。

オプションの変更箇所

また項目左にある歯車をクリックすると、そのオプションだけリセットできるようになったものも神です。

項目指定でリセット

レイアウト

VS Codeのレイアウトが好きなので、これに寄せています。具体的には、左からソリューションエクスプローラーソースコードエディターGitHub Copilotの順番です。

  • Solution Explorer: 右配置 -> 左配置 (自動ハイド)
  • Git Changes: 右配置 -> 左配置 (自動ハイド)
  • GitHub Copilot: 左配置 -> 右配置 (常時表示)
  • View -> Output: 非表示 -> 下配置
  • View -> ErrorList: 非表示 -> 下配置
  • View -> TaskList: 非表示 -> 下配置
  • View -> Other Windows -> Containers: 非表示 -> 下配置

デフォルトレイアウトは次の通りです。

|---------------------------------------------------------------|
| Tab | Tab2 |                                                  |
|---------------------------------------------------------------|
| Editor                                             | Solution |
|                                                    | Explorer |
|                                                    |          |
|                                                    |          |
|                                                    |          |
|                                                    |          |
|---------------------------------------------------------------|
| Output                                                        |
|                                                               |
|---------------------------------------------------------------|

デフォルトレイアウト

変更後のレイアウトです。VS Codeっぽい。

|--------------------------------------------------------------|
| Solution | Editor                                  | GitHub  |
| Explorer |                                         | Copilot |
|          |                                         |         |
|    OR    |                                         |         |
|          |                                         |         |
|   Tab    |                                         |         |
|   Tab2   |                                         |         |
|--------------------------------------------------------------|
| Output                                                       |
|                                                              |
|--------------------------------------------------------------|

変更後のレイアウト

Tools > Optionsの設定

Environment

Visual Experience

私はWindowsのシステムテーマをダークで利用しています。アプリは基本的にOSのテーマに自動的に同期してほしいので、以下のように設定しています。いろいろな色テーマがあるので、気分で変えるのもいいですね。

  • Color theme: Dark -> Use system setting

Color theme

クリックで色テーマの例を見る

Ice Mint、Mango Paradise、Bubblegumなどの明るいテーマも好きです。

見た目
Ice Mint Ice Mint
Mango Paradise Mango Paradise
Bubblegum Bubblegum
Monnlight Glow Moonlight Glow
Spicy Red Spicy Red

デフォルトONになった気がしますが、Visual Studio 2022からの引継ぎだとoffになっている気がします。サーチは大きくある必要がないので、コンパクトを選んでいます。

  • Use compact menu and search bar: on

Compact menu and search bar

Documents

Unicode保存周りを設定します。特にutf-8 BOMなしで保存すると、日本語コメントなどがGitHub上で文字化け、クローン後も文字化けすることがあるため、BOM付きで保存するようにしています。これは日本語特有な感じがしており、OSSでは英語のみにするならUTF-8 BOMなしが良いです。1

  • Save documents as Unicode when data cannot be saved in codepage: on
  • Automatically save files when Visual Studio is in the background: on
  • Save files with a specific encoding: Japanese (Shift-JIS) - Code page 932 -> Unicode (UTF-8 with signature) - Code page 65001

DocumentsのUnicode設定

タブは左に配置して縦タブ表示しています。VS Codeでは上表示の横タブなのですが、VS Codeより開くタブが多いため、縦タブの方が管理しやすいです。

  • Tabs -> Document Tabs -> Tab layout: Top -> Left

Tab layout

Windows

まだOptionsの統一が完了していないのか、従来の設定画面も残っています。ここも設定しておきましょう。

  • More settings -> Fonts and Colors (下参照)

クリックでFonts and Colorsを開く

フォント設定です。Visual Studioの言語によってですが、日本語の場合MSゴシック系でとても読みにくいため、英語設定のデフォルトであるCascadia Monoに変更しています。言語によってフォントが違うのはいいんですが、デフォルト日本語フォントはそろそろアップデートしてもいいのでは?

structの色はデフォルトがclassに近いので、変化を大きくしています。

  • Font: Cascadia Mono

フォントをCascadia Monoへ

  • Display items -> User Types - Structures: デフォルトをベースにカスタム RGB(81, 114, 156)

User Types - Structureの色

デフォルト

デフォルトの色

カスタム

カスタムの色

Projects and Solutions

ソリューションエクスプローラーで、今開いているファイルが常に選択されるようにしています。VS Codeもそうですが、今はどのIDE/エディタもこの挙動がデフォルトですね。

  • General -> Track Active Item in Solution Explorer: off -> on

ビルドログを自動的に表示するようにしています。

  • General -> Show Output window when build starts: off -> on

Generalの設定

VS2026でリセットすれば.slnxのはずです。ただ、VS2022から引き継ぐと.slnな気がします。.slnxはVisual Studio 2022からプレビューサポートされたのですが、人間が扱える程度に簡素化しておりオススメです。今後は.slnxを使っていきましょう。

  • General -> Default Solution File Format: .slnx

Default Solution File Format

Modernization

.NET Upgrade Assistantを使ってプロジェクトのモダナイズを支援する機能です。VS2022まではVS拡張でしたが、VS2026から標準機能として組み込まれました。

  • Enable legacy Upgrade Assistant: off -> on

.NET Upgrade Assistantの有効化

Text Editor

面白い機能がいくつか追加されています。例えばSelect subword on double clickは、ダブルクリックで「文字列全体」ではなく「文字列の中の単語」を選択します。つまり、SortedSequenceという文字列があったら、offならSortedSequence全体が選択されますが、onならSortedなどダブルリックした箇所の単語だけ選択されます。私はそういう使い方を求めていないのでoffのままです。

Display

ホワイトスペースやゼロ幅文字、括弧の対応カラーリングはコードの可読性向上に寄与するため有効です。特に、Visual Studioはゼロ幅スペースがあってもビルドできちゃうので、妙な攻撃を防ぐ意味でも有効にしています。

  • Show whitespace: off -> on
  • Show zero-width characters: off -> on
  • Enable brace pair colorization: off -> on

テキストのDisplay設定

Advanced

ファイルレベルのCodeLensは有効にしています。

  • Show file level CodeLens indicator: off -> on

まだインサイダーにしかないのですが、Compress blank linesは空行の高さを25%減らすことでコードの可読性を向上させるオプションです。アルファベットとありますが、日本語でも効くので安心して有効にしましょう。

  • Compress blank lines: off -> on
  • Compress lines that do not have any alert indicators: off -> on

Textエディターの詳細設定

2025/12/16時点ではVisual Studio 2026インサイダーにしかないのですが、ミドルクリックでスクロールできるようになるオプションです。ブラウザで自動スクロールさせて長いコードや文章を読む癖があるので、Visual Studioで使えるのうれしいです。

  • Touchpad and mouse wheel scrolling sensivity -> Middle click to scroll: off -> on

Middle click to scroll

目の前に集中して読み下すときに本当に便利です。

中央クリックが効くようになる

GitHub

Copilot Chat

Planningを有効にします。

  • Enable Planning: off -> on

Copilot Codingエージェントを有効にします。

  • Enable Copilot Coding agent (Preview): off -> on

Copilotのカスタム指示を有効にします。

  • Enable custom instructions to be loaded from .github/instructions/*.instructions files: off -> on

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まとめ

リセットしてからの変更項目も減って、かなりデフォルトに寄せつつ使えるようになりました。 VS 2022もリリース当時は早くなった感じがしましたが、こうやって見るとずいぶん遅く感じます。VS 2026は起動、動作ともに軽快なのでこのまま軽いIDEであってほしいです。

参照


  1. Shift-JISのトラブルが妙なところで残ってて悲しい