普段からどうしてもほしいものはない、のですがマウスだけはずっと満足いかずたびたび探しています。
ずっと使っているのが、ロジクールMX Master / MX Anywhereシリーズで、職場と自宅などでシリーズ初めから使っています。 MX Masterは大きいので、MX Anywhereが好みでここ数年は常にMX Anywhere 2を使ってました。
ふと、マウスに不満を覚えて探して比較するものの、結局MX Anywhereに戻ってきてしまう。 それは今回もそうなのでした。
MX Anywhere 3
MXシリーズは2種類あります。大きめサイズでハイエンドな性能詰め込みました的なMX Master、小さめサイズでなんでもできるけど人間工学的なデザインがないMX Anywhereの2つです。
私が愛用しているのはMX Anywhereです。
以前はUnity使うときMX Masterで、それ以外はMX Anywhereだったのですが、MX Anywhereを布教しまくってどこでも使ってたら慣れてしまいました。
MX Anywhere 3は、MX Anywhereの最新版です。 for Macもあって、こっちはUnifyingレシーバーがなくBluetooth接続対応のみになります。Mac / Windows両方使うのですが、Macは専用でなくても十分安定しているので通常のを選びました。
Bluetooth接続は、Windows/macOSのいずれにおいても負荷が極めて高い時に不安定です。一方、Unifyingは安定しておりUEFIでも問題ない& USB切り替えで複数接続が気にならないというのがポイントです。(使い込むほどUnifying一択)
MX Anywhere 2 からの変更点
MX Anywhere 3にしたのは、MX Anywhere 2の不満が解消されていたからです。 MX Anywhere 2には次の不満がありました。
- ミドルクリックがマウスホイールクリックではなく、ホイール下の小さなボタン
- 横スクロールのホイール横倒しがしんどい
- 充電ケーブルがmicro-USB
- 充電しても電池切れ期間が短くなってきた
- ラバーからシリコーングリップへの変更 (2022/2/13追記)
もっと詳しいMX Anywhere 2との変更点を書いてる人はたくさん書いてるのでそれを見てください。
テレワーク中のノートPCでの作業効率アップを考えている人はロジクールの最新マウス「MX Anywhere 3」はいかが?
改善点1. ミドルクリック
一番厄介で、慣れてしまうまでMX Masterにしていた最大の理由が、「ミドルクリックがマウスホイールクリックではない」ということです。通常、ミドルボタンはマウスホイールが多いのですがMX Anywhere 2までは違いました。
MX Anywhere 2のマウスホイールクリックは「スムーズスクロールの切り替え」です、意味が分かりません。MX Masterのように、高速スクロールで自動的にフリースピンにシフトすればいいじゃない。
私はWeb画面やコードはミドルボタンで自動スクロールさせて読むので、ミドルクリックを多用する割に使いにくい配置で最悪だと思ってます。
MX Anywhere 3では、ついにマウスホイールでミドルクリックできるようになりました。高速スクロールで自動的にフリースピンにシフトするし、普通になった。
改善点2. 横スクロールがスクロールホイールになった
MX Anywhere 2、MX Master共にマウスホイールを横に倒すと横スクロールができます。 これ、一見すると直感的でいいんですが、スクロール量の調整ができなくて私には使いにくいです。
MX Anywhereでは、ホイールは横に倒せなくなり、代わりに親指付け根あたりの左/右のどちらかのボタンを押しながらスクロールで横スクロールになります。 スクロール量の調整は普通のスクロールと同じなので普通に使いやすいです。普通に使える、大事。
改善点3. 充電ケーブルが USB-C になった
micro-USBがそろろそ根絶したい今日この頃ですがそうもいかないのが続きます。 MX Anywhere 2もその1つだったのですが、ついにUSB-Cになったのでまた1つ減りました。普通、大事。
改善点4. 充電を取り戻す
MX Anywhere 2は毎日ずっと使っているので、一月程度で充電が必要になってきました。 MX Anywhere 3に変えることでリセットです。
というのはおいておいても、1分の充電で1時間、1日の充電で70日持つので実際いい感じです。(2022/2/13追記)
電池寿命: 1回のフル充電で最大70日使用可能。1分間の急速充電で3時間使用可能
改善点5. ラバーからシリコーングリップへの変更
買うときに気にはしていたもののどうかと思ったのですが、7か月使って問題なさそうなので追記します。 MX Anywhere3ではグリップ部分がラバーからシリコーンに変わりました。
これにより合成樹脂で起こる時間が経つとべたべたになるやつが起こらないと期待できます。 以前2年使っていたMX Anywhere2sはべたべたがわかる感じになっていますが、MX Anywhere3はいまのところ買ったとき同様のさらさらでよい感じ。
まとめ
MX Anywhereのこれまでの良さである、軽くて小さい、マルチペアリングと切り替え、Unifyingによる高い安定性などのメリットはそのまま。 MX Anywhere 2の欠点をカバーしてきて、満足度とおすすめできる度が高くなりました。
残りは静音性が次にほしくなる時の鍵になりそうですね。(クリックを静かにしたい欲)