プログラミング用のフォントは、前回は DevaVu Sans Mono Bront が今一番好みとしました。
しばらく、パッと思うのがなかったのですが、Windows Terminal に入った Cascadia Mono (合字ありは Cascadia Code) がいいという噂を聞いて、実際採用するか検討してみます。
tl;dr;
- Cascadia Mono のほうが Consolas よりいい感じのバランスだった
- 少しBold で Consolas 気味にしたいなら、Cascadia Mono、合字が欲しいなら Cascadia Code がよさそう
- 今のところ普段使いは DejaVuSansMono-Bront のままだけど、Cascadia Mono はWindows 11 標準で提供される + Bold 気味にしたいときによさそうなので切り替える対象として有用
結果
今回も、個人の感覚でスコアを点けてみました。 Cascadia Mono、DejaVuSansMono-Bront と並んで気に入っているようです。
基準は
Target | Border(:eyes:) | Bad(-1) | Good (+1) |
---|---|---|---|
oO08 | distinct each | 0 has dot inside | 0 has slash |
iIlL1 | distinct each | l and 1 are almost same | l and 1 are completely different |
g9qCGQ | distinct each | g is Slab serif | g is not Slab serif, Q is serif font |
~-+=> | no ligature | not center or any unbalance | n/a |
Left and right side padding | too narrow | TODO: measure | |
Top and bottom side padding | too wide | TODO: measure | |
Size | too small | 2/3 or 3/4 height of small letters | |
Balance | Letter Paddings and Boldness |
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Requirements
- モノスペースフォント(等幅フォント)必須。プロポーショナルフォントは絶対だめ
- 文字幅が少しあるほうがいい
- 行が少し詰まっているほうが全体を見れてうれしい
- 0 は スラッシュいれてほしい
- 小文字L と 1 の区別は大事
- 小文字 g がグねってしていると q と区別つきやすくて最高
- Ligature はいらない
- もともとプログラム内で日本語はかかないので入っていなくてもok
- 横は狭いより広くてok
- 縦が広いのはダメ
- フォントは大き目がよい
Compare
Cascadia Code (Mono) を Consolas と DevaVu Sans Mono Bront と比べてみます。
https://app.programmingfonts.org
Selection
DejaVu Sans Mono - Bront と Cascadia Mono の選択
フォント自体がべつもの。Cascadia Mono は セリフが少し強め。
Cascadia Mono は、Bold 気味で文字が詰まって見えるのと、小文字の縦のサイズが 1/2 で 2/3 や 3/4 ぐらいが好きなのでそこだけ惜しい感じ。
Dejavu Sans Mono は 少しBold 気味で読みたい時に代替がなかったので、Cascadia Mono はそこを埋めてくれそうです。
Consolas と Cascadia Mono の選択
フォント自体は似ている。
文字1つ一つが Cascacia Mono はより大きく、Bold も強めなので視認性が良い印象です。
g が、Cascacia Monoでは 丸くなっていないのが残念。
文字の詰まり具合が、Cascacia MonoのほうがConsolas より改善していて好ましい感じです。