日本語記事です。英語記事はこちら。
新バージョンのPowerShell Azure SDK tools (0.6.10)が11/Feb/2013にリリースされました。
本SDKで、Windows Azure ServiceのPowerShell によるビルド、デプロイ、管理が可能となります。
新機能
github - WindowsAzure / azure-sdk-toolsのChangeLog.txtに詳細があります。
概略だけ
- PowerShell 3.0 がサポートされました。
- VM と Cloud Services コマンドレットのソースコードが公開されました。
- Cloud Servicesの新規コマンドレットが追加されています。
Add-AzureWebRole,
Add-AzureWorkerRole,
NewAzureRoleTemplate,
Save-AzureServiceProjectPackage,
Set-AzureServiceProjectRole -VMSize
- Add-AzureVhd コマンドレットが追加されています。
- Remove-Azure* コマンドレットが、 -Confirm と -WhatIf パラメータをサポートしました。
- Node.js と generic roles で、startup taskを組めるようになりました。
- memcache でロール実行時のEmulatorがサポートされました。
- RoleフォルダでRoleベースのコマンドレットを実行時にrole名が不要となりました。
- Scenario test framework がサポートされています。
- バグ修正
開始前に
事前に必要ファイルがインストールされていることを確認しましょう。
- Windows Azure SDKはインストールしましたか? もしまだなら、インストールしましょう。
PowerShell 2.0 (WMI2.0 / Windows 7 and Windows Server2008 R2のデフォルト) - 0.6.9 以下
PowerShell 3.0 (WMI3.0 / Windows 8 and Windows Server2012のデフォルト) - 0.6.10 以上
- WiX (Setup projectのビルドが不要なら不要。)
Node.jsを利用している開発者のみが必要となるものです。
- Node.js
- IISNode
PHPを利用している開発者のみが必要となるものです。
- PHP
ダウンロード
最新バージョンは、以下からどうぞ。
Web Platform Installer - Windows Azure Downloads
ダウンロードリンクはページ下部の"Command line tools"から。
msiファイルが欲しい場合は、ここから。
github - WindowsAzure / azure-sdk-tools
機能
github - WindowsAzure / azure-sdk-toolsのREADME.mdから、機能を確認できます。
概要です。
- アカウント Account
- サブスクリプション Subscription
- ウェブサイト Website
- クラウドサービス Cloud service
- ストレージ Storage
- SQL Azure
- サービスバス Service Bus
- VM
- デプロイ Deployment
- VNet
- ユーティリティ Utility
PowerShellで以下のコマンドを入力することで、機能と使い方が分かります。
help azure #全コマンドレットの取得
help node-dev #t全Node.js開発関連コマンドレットの取得
help php-dev #全PHP開発関連コマンドレットの取得
get-help <コマンドレット名> #特定コマンドレットの詳細を取得できます。
サンプル
以前挙げたサンプル紹介記事が役に立つかもしれません。
Great Introductions – Introduction to Windows Azure PowerShell
もっと詳細教えて
github - WindowsAzure / azure-sdk-toolsでREADME.mdを見ましょう。