Active Directory (AD) は、 Windows Server 2012でOrganization Unit (OU) を消す時に「エラーが出る」ことがあります。
XXXを削除するのに十分な特権がないか、または間違って削除されたりしないようにこのオブジェクトは保護されています。
この場合の削除方法を紹介しておきます。
OUは誤って消さないように保護されている
例えば、このように仮のouをNew > Organization Unitから作って、右クリック > deleteを試みます。すると以下のようなエラーで削除が出来ません。
--------------------------- Active Directory Domain Services --------------------------- You do not have sufficient privileges to delete ou, or this object is protected from accidental deletion. ---------------------------
この状態で削除を試みても消せませんし、プロパティなどを見ても保護が掛かっているようなオプションは見つかりません。
View > Advanced Features を有効にする
プロパティに、保護有無のメニューを表示するには、ツールバー > View > Advanced Features を有効
にします。
プロパティ開くと、予期せぬ削除から保護するためのオプションが有効になっていることが分かります。
Object > Protect object from accidental deletion
削除する場合は、これを無効にしてから右クリック > Delete
です。もしお困りの場合は試してみてください。