Active Directory (AD) は、 Windows Server 2012でOrganization Unit (OU) をしれっと作ると、不要になって消す時に
を削除するのに十分な特権がないか、または間違って削除されたりしないようにこのオブジェクトは保護されています。
と出ます。 この場合の削除方法を紹介しておきます。 ====
OUは誤って消さないように保護されている
例えば、このように仮のou を New > Organization Unit から作って、右クリック > delete を試みます。 [office src="https://skydrive.live.com/embed?cid=D0D99BE0D6F89C8B&resid=D0D99BE0D6F89C8B%211761&authkey=ABdgm4oyY3btRY0" width="318" height="110"] すると以下のようなエラーで削除が出来ません。
--------------------------- Active Directory Domain Services --------------------------- You do not have sufficient privileges to delete ou, or this object is protected from accidental deletion. ---------------------------
この状態で削除を試みても消せませんし、プロパティなどを見ても保護が掛かっているようなオプションは見つかりません。
View > Advanced Features を有効にする
プロパティに、保護有無のメニューを表示するには、
ツールバー > View > Advanced Features を有効 にします。
[office src="https://skydrive.live.com/embed?cid=D0D99BE0D6F89C8B&resid=D0D99BE0D6F89C8B%211763&authkey=AG4SOc7jntcNoDs" width="319" height="266"] 有効にしてから、消したい OU を右クリック > Property と開きます。 すると、予期せぬ削除から保護するためのオプションが有効になっていることが分かります。
Object > Protect object from accidental deletion
削除する場合は、これを無効にしてから、 右クリック > Delete となります。 [office src="https://skydrive.live.com/embed?cid=D0D99BE0D6F89C8B&resid=D0D99BE0D6F89C8B%211764&authkey=AID-9wPiwhC4-YI" width="286" height="320"] もしお困りの場合は試してみてください。